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ナトラとの出会い

伝説の勇者には、それにふさわしいライバルが必要です。 『Tomb Raider:レガシー・オブ・アトランティス』において、そのライバルこそが、エイドリアン・ウィルキンソン(Adrienne Wilkinson)氏によって命を吹き込まれたジャクリーン・ナトラ。才気とカリスマ性、そして危険な存在感をまとうナトラは、古代世界の秘密を追うララ・クロフトの前に立ちはだかる存在です。

圧倒的な存在感

ウィルキンソン氏にとって、ナトラという人物を語るのは決して容易なことではありません。「ナトラは、すべてを併せ持っています」と、彼女は語ります。「彼女はプレイヤーにとって最高の夢であり、悪夢そのもの。興奮をもたらす、威圧的な存在。少し怖いと感じるかもしれませんが、彼女と過ごす時間はきっと病みつきになるはずです。」

ナトラは彼女が一瞬で心を奪われたキャラクター。「初めて台本を読んだとき、このキャラクターに惚れこんでしまいました」とウィルキンソン氏は言います。「むさぼるように台本を読み、『どうか、この魅力的なキャラクターを演じさせて』と思ったくらいです。」

ウィルキンソン氏は、揺るぎない信念をもって行動する人物を演じられることに魅力を感じました。「人生において、ナトラのように『自分はすべて分かっている』と心から確信できることなんて、ほとんどありません。でもそう思えたら最高の気分でしょうね」と、彼女は語ります。「ナトラを演じられた日々は、極上の時間でした。これ以上にふさわしい言葉は見つかりません。」

温かみ、知性、確信

Crystal Dynamicsのチームにとって、ナトラ役のキャスティングで重要だったのは、この象徴的なキャラクターに人間らしさを吹き込める俳優を見つけることでした。Crystal Dynamics ナラティブ・ディレクターのジョン・スタフォード(John Stafford)氏は、エイドリアン・ウィルキンソン氏がこの役にもたらした魅力について、こう語っています。

「エイドリアンは、この現代版ナトラに深みを与える3つの資質、『温かみ、知性、絶対的な確信』を吹き込んでくれました」とスタフォード氏は言います。「多くの俳優は、悪役を冷淡に演じがちです。でも、エイドリアンは冷酷な印象になりがちなこのキャラクターに、温かみを加えてくれました。ララにも通じる鋭い機知を感じさせつつも、大げさになりすぎず、それでいて本物だと感じられる確信に満ちた信念を表現してくれています。」

MEET NATLA 4

その揺るぎない確信は、ナトラの明確な自己認識から生まれています。「ナトラは、他の誰もが避けたがる困難な決断を、自分なら下せると自認しています」とスタフォード氏は言います。ナトラは、決して揺らぐことのない確信を持って行動し、自分が正しいことを信じ、異を唱える者がいても気にしません。

これまでとは違う異質の力

ウィルキンソン氏は、ナトラを並外れた過去を持つ女性として捉え演じています。「ナトラの役作りは、これまで演じてきたどのキャラクターとも違いました」と、彼女は言います。「このキャラクターは、歴史と生命力、情熱と獰猛さに満ちあふれた人物です。彼女には計画があり、それを実行する術を知っていました。今まで私が演じてきたどの役とも、違う種類の力を持っていました。」

いまや、その力は現代的な姿をまとっています。ナトラ・テクノロジーズのトップとして、彼女は大手テック企業のCEOのように振る舞い、いつでも会議室に足を踏み入れ、その場を掌握できる存在感を漂わせています。Crystal Dynamics エクスペリエンス・ディレクターのジェフ・アダムス(Jeff Adams)氏は、ナトラを「財力があり、自らの手で企業の頂点に上り詰めた女性」と評し、また自らの成功につながる仕事は、他人にやらせるタイプの人物だと言います。

そうした人として深みが、これまでのナトラを際立させ、ララと対等に渡り合える存在にしています。「いろいろな意味で、ナトラとララは似ています」とスタフォード氏は言います。「聡明で一途、権威に屈せず、たいていの場面で誰よりも頭が切れる人物です。」

ララとナトラ

核ともいえる 『Tomb Raider:レガシー・オブ・アトランティス』 の中心は、これ以上ないほど対照的な女性2人の対決です。ララ・クロフト役を演じるアリックス・ウィルトン・リーガン(Alix Wilton Regan)氏は、それをはっきりと認識しています。「2人とも力強い女性ですが、その力の在り方は異なりながらも、どこか似ています」と彼女は言います。「動機はまったく違うのに、表に現れる行動には共通するところがあります。見ていて、本当に楽しいですよ。」

物語が進むにつれて、ナトラは自らの考えを明らかにしていきます。「彼女は、ララに仲間になるよう、真剣に説得を試みます」とウィルトン・リーガン氏は言います。ナトラにとって、拒絶されることはまさに衝撃的な出来事です。「私に抵抗する人なんて、めったにいません」とウィルキンソン氏は言います。「だからこそ、衝撃を受けると同時に、興味もそそられます。『一体、何が起きているの?』ってね」

MEET NATLA 5

そして、その拒絶こそが、2人のライバル関係を決定づけるのです。「ナトラは、ずっとララのことを見くびっているんです」とウィルトン・リーガン氏は言います。ウィルキンソン氏も、それがナトラの弱点であることに同意します。「ララを甘く見てしまうことこそが、彼女を苦境に陥れる原因なんです。」

対立する立場でありながら、2人の俳優は、その掛け合いに独特の緊張感と魅力を感じていました。「何かを作り上げているときほど、相手とのつながりを感じられる瞬間はありません」とウィルキンソン氏は言います。「あなたには、私が嫉妬するくらい、最高の演技をしてほしい。」

その結果、ララ・クロフトにふさわしいライバルが誕生し、ファンの記憶に刻まれるキャラクターとなったのです。ウィルキンソン氏いわく、ナトラだけは敵に回したくない相手だそうです。

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